1 '\" t 2 .\" Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved. 3 .\" DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER. 4 .\" 5 .\" This code is free software; you can redistribute it and/or modify it 6 .\" under the terms of the GNU General Public License version 2 only, as 7 .\" published by the Free Software Foundation. 8 .\" 9 .\" This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT 10 .\" ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or 11 .\" FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU General Public License 12 .\" version 2 for more details (a copy is included in the LICENSE file that 13 .\" accompanied this code). 14 .\" 15 .\" You should have received a copy of the GNU General Public License version 16 .\" 2 along with this work; if not, write to the Free Software Foundation, 17 .\" Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA. 18 .\" 19 .\" Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA 20 .\" or visit www.oracle.com if you need additional information or have any 21 .\" questions. 22 .\" 23 .TH servertool 1 "05 Jul 2012" 24 .SH "名前" 25 servertool - Java(TM) IDL サーバツール 26 .LP 27 .B servertool 28 は、アプリケーション開発者が持続サーバの登録、登録解除、起動、停止を行うためのコマンド行インタフェースを提供します。 29 .SH "形式" 30 .B servertool 31 \-ORBInitialPort nameserverport options [ commands ] 32 .LP 33 .B servertool 34 の起動時にコマンドを 35 入力しなかった場合は、 36 コマンド行ツールが 37 .B servertool > 38 プロンプトを表示します。 39 .B servertool > 40 プロンプトで 41 コマンドを入力します。 42 .LP 43 .B servertool 44 の起動時にコマンドを入力した場合は、 45 Java IDL サーバツールが起動し、 46 コマンドを実行して終了します。 47 .LP 48 \-ORBInitialPort nameserverport オプションは、必須です。 49 nameserverport の値は、orbd を実行し、 50 着信要求を待機しているポートを指定します。 51 Solaris ソフトウェアを使用する場合は、 52 スーパーユーザになって 1024 未満のポートでプロセスを開始する 53 必要があります。このため、1024 以上のポート番号の 54 使用を推奨します。 55 .SH 機能説明 56 .BR servertool 57 はアプリケーション 58 プログラマが、持続サーバの登録、登録解除、起動、停止を 59 行うためのコマンド行インタフェースです。 60 サーバに関するさまざまな統計情報を取得するために 61 その他のコマンドが用意されています。 62 .SH オプション 63 .TP 64 .BI \-ORBInitialHost " nameserverhost" 65 ネームサーバを実行し、着信要求を待機している 66 ホストマシンを指定します。このオプションを 67 指定しない場合、nameserverhost はデフォルトの 68 localhost になります。 69 .B orbd 70 と 71 .B servertool 72 が異なるマシンで実行されている場合は、orbd が 73 実行されているホストの名前または IP アドレスを 74 指定する必要があります。 75 .TP 76 .BI \-J option 77 オプションを Java 仮想マシンに渡します。 78 ここで option は、Java アプリケーション 79 起動プログラム 80 .fi 81 (http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/solaris/java.html) 82 のリファレンスページで説明されている 83 オプションの 1 つです。 84 たとえば、\-J-Xms48m は、 85 起動メモリを 48M バイトに設定します。 86 \-J が基本にする仮想マシンにオプションを 87 渡すことは、共通の規約です。 88 .SH コマンド 89 .TP 90 .B register \-server <server class name> 91 .B \-classpath <classpath to server> 92 [ 93 .B \-applicationName <application\ name> 94 .B \-args <args to server> 95 .B \-vmargs <flags to be passed 96 .B to Java VM> 97 ] 98 .RS 99 .LP 100 新しい持続サーバを Object Request Broker Daemon (ORBD) に登録します。 101 まだ登録されていない場合は、サーバが登録され、有効化されます。 102 このコマンドを使用すると、 103 \-server オプションによって 104 識別されるサーバのメインクラスでインストールメソッドが 105 呼び出されます。インストールメソッドは、 106 public static void install (org.omg.CORBA.ORB) で 107 なければなりません。このインストールメソッドを 108 オプションで使用すると、開発者は独自の 109 サーバインストール動作 (データベーススキーマの作成など) 110 を指定できます。 111 .RE 112 .TP 113 .B unregister \-serverid <server id > 114 .B | \-applicationName <application\ name> 115 .RS 116 .LP 117 サーバ ID またはアプリケーション名を使用して、 118 ORBD からサーバを登録解除します。 119 このコマンドを使用すると、\-server オプションによって 120 識別されたサーバのメインクラスでアンインストール 121 メソッドが呼び出されます。アンインストールメソッドは、 122 public static void uninstall(org.omg.CORBA.ORB) 123 でなければなりません。このアンインストールメソッドを 124 オプションで使用すると、 125 開発者は独自のサーバアンインストール動作 126 (インストールメソッドの動作の取り消しなど) 127 を指定できます。 128 .RE 129 .TP 130 .B getserverid \-applicationName <application name> 131 アプリケーションに対応するサーバ ID を返します。 132 .TP 133 .B list 134 .br 135 ORBD に登録されているすべての持続サーバに関する情報を 136 一覧表示します。 137 .TP 138 .B listappnames 139 ORBD に現在登録されているすべてのサーバのアプリケーション名を 140 一覧表示します。 141 .TP 142 .B listactive 143 ORBD によって起動され、稼動しているすべての 144 持続サーバに関する情報を 145 すべて一覧表示します。 146 .TP 3 147 locate \-serverid\ <server\ id\ >\ | 148 \-applicationName\ <application\ name> 149 [\-endpointType\ <endpointType>\ ] 150 .RS 151 .LP 152 登録されているサーバによって作成されたすべての ORB の特定のタイプ 153 のエンドポイント (ポート) を特定します。サーバがまだ稼動していな 154 い場合は、起動されます。エンドポイントタイプが指定されないと、サ 155 ーバ内の各 ORB に関連したプレーン/非保護の 156 エンドポイントが返されます。 157 .RE 158 .TP 3 159 locateperorb 160 \-serverid\ <server\ id\ >\ | 161 \-applicationName\ <application\ name> 162 [\-orbid\ <ORB\ name>\ ] 163 登録されているサーバの特定の ORB によって登録されたすべてのエンド 164 ポイント (ポート) を特定します。サーバがまだ動作していない場合は、 165 起動されます。 166 .BR orbid 167 が指定されないと、デフォルト値である "" が 168 .BR orbid 169 に割り当てられます。空の文字列の 170 .BR orbid 171 を使用して ORB が作成されると、それによって登録されているす 172 べてのポートが返されます。 173 .RE 174 .TP 175 .B orblist \-serverid <server id> | 176 .B \-applicationName <application name> ] 177 .RS 178 .LP 179 サーバで定義されている ORB の ORBId を一覧表示します。 180 ORBId は、サーバによって作成された ORB の 181 文字列名です。サーバがまだ稼動していない場合は、 182 サーバを起動します。 183 .RE 184 .TP 185 .B shutdown \-serverid <server id> | 186 .B \-applicationName <application name> ] 187 .RS 188 .LP 189 ORBD に登録されているアクティブなサーバを停止します。 190 このコマンドの 191 実行中に、 192 サーバプロセスを適切に停止するために、 193 \-serverid または \-applicationName パラメータで 194 指定されたクラスで定義されている 195 .BR shutdown() 196 メソッドも呼び出されます。 197 .RE 198 .TP 199 .B startup \-serverid <server id> | 200 .B \-applicationName <application name> 201 .RS 202 .LP 203 ORBD に登録されているサーバを起動します。 204 サーバが稼動していな 205 い場合、このコマンドはサーバを起動します。サーバが既に稼動して 206 いる場合は、エラーメッセージがユーザに返されます。 207 .RE 208 .TP 209 .B help 210 .br 211 このサーバツールを使用してサーバに対して実行できるすべての 212 コマンドを一覧表示します。 213 .TP 214 .B quit 215 .br 216 このサーバツールを終了します。 217 .RE 218 .SS "関連項目" 219 .LP 220 221 .LP 222 orbd 223 .LP 224