--- old/src/solaris/doc/sun/man/man1/ja/jstatd.1 2018-11-26 19:43:20.518335707 +0100 +++ /dev/null 2018-10-10 08:50:32.889292854 +0200 @@ -1,278 +0,0 @@ -'\" t -.\" Copyright (c) 2004, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. -.\" DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER. -.\" -.\" This code is free software; you can redistribute it and/or modify it -.\" under the terms of the GNU General Public License version 2 only, as -.\" published by the Free Software Foundation. -.\" -.\" This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT -.\" ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or -.\" FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU General Public License -.\" version 2 for more details (a copy is included in the LICENSE file that -.\" accompanied this code). -.\" -.\" You should have received a copy of the GNU General Public License version -.\" 2 along with this work; if not, write to the Free Software Foundation, -.\" Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA. -.\" -.\" Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA -.\" or visit www.oracle.com if you need additional information or have any -.\" questions. -.\" -.\" Title: jstatd -.\" Language: Japanese -.\" Date: 2013年11月21日 -.\" SectDesc: モニタリング・ツール -.\" Software: JDK 8 -.\" Arch: 汎用 -.\" Part Number: E58103-01 -.\" Doc ID: JSSON -.\" -.if n .pl 99999 -.TH "jstatd" "1" "2013年11月21日" "JDK 8" "モニタリング・ツール" -.\" ----------------------------------------------------------------- -.\" * Define some portability stuff -.\" ----------------------------------------------------------------- -.\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -.\" http://bugs.debian.org/507673 -.\" http://lists.gnu.org/archive/html/groff/2009-02/msg00013.html -.\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -.ie \n(.g .ds Aq \(aq -.el .ds Aq ' -.\" ----------------------------------------------------------------- -.\" * set default formatting -.\" ----------------------------------------------------------------- -.\" disable hyphenation -.nh -.\" disable justification (adjust text to left margin only) -.ad l -.\" ----------------------------------------------------------------- -.\" * MAIN CONTENT STARTS HERE * -.\" ----------------------------------------------------------------- -.SH "名前" -jstatd \- Java仮想マシン(JVM)をモニターし、リモート・モニタリング・ツールがJVMに接続できるようにします。このコマンドは試験的なもので、サポートされていません。 -.SH "概要" -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBjstatd\fR [ \fIoptions\fR ] -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.PP -\fIoptions\fR -.RS 4 -コマンド行オプション。オプションを参照してください。 -.RE -.SH "説明" -.PP -\fBjstatd\fRコマンドは、計測されたJava HotSpot VMの作成と終了をモニターし、ローカル・システム上で実行されているJVMに、リモート・モニタリング・ツールが接続できるようにするためのインタフェースを提供するRMIサーバー・アプリケーションです。 -.PP -\fBjstatd\fRサーバーでは、ローカル・ホストにRMIレジストリが必要になります。\fBjstatd\fRサーバーはデフォルト・ポートで、または\fB\-p\fR -\fBport\fRオプションで指定したポートで、RMIレジストリに接続しようとします。RMIレジストリが見つからない場合、\fB\-p\fR -\fBport\fRオプションで指定されたポート、または\fB\-p\fR -\fBport\fRオプションが省略されている場合は、デフォルトRMIレジストリにバインドされた\fBjstatd\fRアプリケーション内に、1つのRMIレジストリが作成されます。内部RMIレジストリの作成は、\fB\-nr\fRオプションを指定することによって中止できます。 -.SH "オプション" -.PP -\-nr -.RS 4 -既存のRMIレジストリが見つからない場合、\fBjstatd\fRプロセス内に内部RMIレジストリを作成しないようにします。 -.RE -.PP -\-p \fIport\fR -.RS 4 -RMIレジストリがあると予想されるポート番号です。見つからない場合は、\fB\-nr\fRオプションが指定されていなければ作成されます。 -.RE -.PP -\-n \fIrminame\fR -.RS 4 -RMIレジストリにおいて、リモートRMIオブジェクトがバインドされる名前です。デフォルト名は\fBJStatRemoteHost\fRです。複数の\fBjstatd\fRサーバーが同じホスト上で起動している場合、各サーバーのエクスポートしたRMIオブジェクトの名前は、このオプションを指定することによって、一意の名前にすることができます。ただし、このオプションを使用する場合、モニタリング・クライアントの\fBhostid\fRおよび\fBvmid\fR文字列に、その一意のサーバー名を含める必要があります。 -.RE -.PP -\-J\fIoption\fR -.RS 4 -JVMに\fBoption\fRを渡します。optionには、Javaアプリケーション起動ツールのリファレンス・ページに記載されている\fBオプション\fRを1つ指定します。たとえば、\fB\-J\-Xms48m\fRと指定すると、スタートアップ・メモリーは48MBに設定されます。java(1)を参照してください。 -.RE -.SH "セキュリティ" -.PP -\fBjstatd\fRサーバーは、適切なネイティブ・アクセス権を持つJVMのみをモニターできます。したがって、\fBjstatd\fRプロセスは、ターゲットJVMと同じユーザー資格証明で実行されている必要があります。Solaris、LinuxおよびOS Xオペレーティング・システムにおけるrootユーザーなどの一部のユーザー資格証明は、システム上の任意のJVMによってエクスポートされたインストゥルメンテーションへのアクセス権を持っています。このような資格証明で実行されている\fBjstatd\fRプロセスは、システム上のすべてのJVMをモニターできますが、セキュリティ上の別の問題が起こります。 -.PP -\fBjstatd\fRサーバーには、リモート・クライアントの認証機能がありません。そのため、\fBjstatd\fRサーバー・プロセスを実行すると、\fBjstatd\fRプロセスがアクセス権を持つすべてのJVMによるインストゥルメンテーションのエクスポートを、ネットワーク上のすべてのユーザーに公開することになります。この無防備な状態は、環境によっては望ましくない場合があるので、特に本番環境またはセキュアでないネットワークでは、\fBjstatd\fRプロセスを起動する前に、ローカル・セキュリティ・ポリシーを検討する必要があります。 -.PP -\fBjstatd\fRサーバーは、他のセキュリティ・マネージャがインストールされていない場合には、\fBRMISecurityPolicy\fRのインスタンスをインストールします。そのため、セキュリティ・ポリシー・ファイルを指定する必要があります。ポリシー・ファイルは、http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/security/PolicyFiles\&.htmlにある -「デフォルトのPolicyの実装とポリシー・ファイルの構文」に準拠している必要があります -.PP -次のポリシー・ファイルでは、セキュリティ例外を発生せずに\fBjstatd\fRサーバーを実行できます。このポリシーは、すべてのコード・ベースへのあらゆるアクセス権を認めるポリシーよりも自由度が低いですが、\fBjstatd\fRサーバーを実行するために最低限必要なアクセス権のみを認めるポリシーよりも自由度が高くなっています。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBgrant codebase "file:${java\&.home}/\&.\&./lib/tools\&.jar" { \fR -\fB permission java\&.security\&.AllPermission;\fR -\fB};\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.PP -このポリシー設定を使用するには、このテキストを\fBjstatd\&.all\&.policy\fRというファイルにコピーし、次のように\fBjstatd\fRサーバーを実行します。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBjstatd \-J\-Djava\&.security\&.policy=jstatd\&.all\&.policy\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.PP -より厳しいセキュリティを実施するサイトの場合、カスタム・ポリシー・ファイルを使用して、特定の信頼できるホストまたはネットワークにアクセスを制限することができます。ただし、このような方法は、IPアドレスの盗聴攻撃を受けやすくなります。セキュリティの問題について、カスタマイズしたポリシー・ファイルでも対処できない場合は、\fBjstatd\fRサーバーを実行せずに、\fBjstat\fRと\fBjps\fRツールをローカルで使用することが最も安全な方法になります。 -.SH "リモート・インタフェース" -.PP -\fBjstatd\fRプロセスがエクスポートするインタフェースは、独自に開発したものであり変更される予定です。ユーザーおよび開発者は、このインタフェースへの書込みを行わないでください。 -.SH "例" -.PP -次に、\fBjstatd\fRコマンドの例を示します。\fBjstatd\fRスクリプトによって、サーバーはバックグラウンドで自動的に起動します。 -.SS "内部RMIレジストリ" -.PP -この例は、内部RMIレジストリを使用した\fBjstatd\fRセッションの起動方法を表しています。この例では、デフォルトのRMIレジストリ・ポート(ポート1099)には、他のサーバーはバインドされていないと想定しています。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBjstatd \-J\-Djava\&.security\&.policy=all\&.policy\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.SS "外部RMIレジストリ" -.PP -この例は、外部RMIレジストリを使用した\fBjstatd\fRセッションの起動を表しています。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBrmiregistry&\fR -\fBjstatd \-J\-Djava\&.security\&.policy=all\&.policy\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.PP -この例では、ポート2020の外部RMIレジストリを使用して\fBjstatd\fRセッションを起動します。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBjrmiregistry 2020&\fR -\fBjstatd \-J\-Djava\&.security\&.policy=all\&.policy \-p 2020\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.PP -この例では、ポート2020の外部RMIレジストリを使用して、\fBAlternateJstatdServerName\fRにバインドされている\fBjstatd\fRセッションを起動します。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBrmiregistry 2020&\fR -\fBjstatd \-J\-Djava\&.security\&.policy=all\&.policy \-p 2020\fR -\fB \-n AlternateJstatdServerName\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.SS "インプロセスRMIレジストリの作成の停止" -.PP -この例では、外部RMIレジストリがない場合に作成しない\fBjstatd\fRセッションを起動します。この例では、RMIレジストリがすでに実行されていると想定しています。RMIレジストリが実行されていない場合、エラー・メッセージが表示されます。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBjstatd \-J\-Djava\&.security\&.policy=all\&.policy \-nr\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.SS "RMIロギングの有効化" -.PP -この例では、RMIロギング機能を有効化して\fBjstatd\fRセッションを起動します。この方法は、トラブルシューティングまたはサーバー活動のモニタリングに役立ちます。 -.sp -.if n \{\ -.RS 4 -.\} -.nf -\fBjstatd \-J\-Djava\&.security\&.policy=all\&.policy\fR -\fB \-J\-Djava\&.rmi\&.server\&.logCalls=true\fR - -.fi -.if n \{\ -.RE -.\} -.SH "関連項目" -.sp -.RS 4 -.ie n \{\ -\h'-04'\(bu\h'+03'\c -.\} -.el \{\ -.sp -1 -.IP \(bu 2.3 -.\} -java(1) -.RE -.sp -.RS 4 -.ie n \{\ -\h'-04'\(bu\h'+03'\c -.\} -.el \{\ -.sp -1 -.IP \(bu 2.3 -.\} -jps(1) -.RE -.sp -.RS 4 -.ie n \{\ -\h'-04'\(bu\h'+03'\c -.\} -.el \{\ -.sp -1 -.IP \(bu 2.3 -.\} -jstat(1) -.RE -.sp -.RS 4 -.ie n \{\ -\h'-04'\(bu\h'+03'\c -.\} -.el \{\ -.sp -1 -.IP \(bu 2.3 -.\} -rmiregistry(1) -.RE -.br -'pl 8.5i -'bp