1 '\" t
   2 .\" Copyright (c) 2005, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
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   7 .\" published by the Free Software Foundation.
   8 .\"
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  10 .\" ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or
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  17 .\" Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA.
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  19 .\" Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA
  20 .\" or visit www.oracle.com if you need additional information or have any
  21 .\" questions.
  22 .\"
  23 .\" Title: xjc
  24 .\" Language: Japanese
  25 .\" Date: 2013年11月21日
  26 .\" SectDesc: Java Webサービス・ツール
  27 .\" Software: JDK 8
  28 .\" Arch: 汎用
  29 .\" Part Number: E58103-01
  30 .\" Doc ID: JSSON
  31 .\"
  32 .if n .pl 99999
  33 .TH "xjc" "1" "2013年11月21日" "JDK 8" "Java Webサービス・ツール"
  34 .\" -----------------------------------------------------------------
  35 .\" * Define some portability stuff
  36 .\" -----------------------------------------------------------------
  37 .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  38 .\" http://bugs.debian.org/507673
  39 .\" http://lists.gnu.org/archive/html/groff/2009-02/msg00013.html
  40 .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  41 .ie \n(.g .ds Aq \(aq
  42 .el       .ds Aq '
  43 .\" -----------------------------------------------------------------
  44 .\" * set default formatting
  45 .\" -----------------------------------------------------------------
  46 .\" disable hyphenation
  47 .nh
  48 .\" disable justification (adjust text to left margin only)
  49 .ad l
  50 .\" -----------------------------------------------------------------
  51 .\" * MAIN CONTENT STARTS HERE *
  52 .\" -----------------------------------------------------------------
  53 .SH "名前"
  54 xjc \- XMLスキーマ・ファイルを完全注釈付きのJavaクラスにコンパイルします。
  55 .SH "概要"
  56 .sp
  57 .if n \{\
  58 .RS 4
  59 .\}
  60 .nf
  61 \fBxjc\fR [ \fIoptions\fR ] \fBschema\fR \fIfile/URL/dir/jar\fR \&.\&.\&. [\fB\-b\fR \fIbindinfo\fR ] \&.\&.\&.
  62 .fi
  63 .if n \{\
  64 .RE
  65 .\}
  66 .PP
  67 \fIoptions\fR
  68 .RS 4
  69 コマンド行オプション。オプションを参照してください。
  70 .RE
  71 .PP
  72 schema \fIfile/URL/dir/jar \&.\&.\&.\fR
  73 .RS 4
  74 XMLスキーマ・ファイルの場所。\fBdir\fRが指定されている場合は、すべてのスキーマ・ファイルがコンパイルされます。\fBjar\fRが指定されている場合は、\fB/META\-INF/sun\-jaxb\&.episode\fRバインディング・ファイルがコンパイルされます。
  75 .RE
  76 .PP
  77 \-b \fIbindinfo\fR
  78 .RS 4
  79 バインディング・ファイルの場所。
  80 .RE
  81 .SH "説明"
  82 .PP
  83 プラットフォームのbinディレクトリにある適切な\fBxjc\fRシェル・スクリプトを使用して、バインディング・コンパイラを起動します。バインディング・コンパイラを実行するAntタスクもあります。http://jaxb\&.java\&.net/nonav/2\&.1\&.3/docs/xjcTask\&.htmlの
  84 Using the XJC with Antを参照してください
  85 .SH "オプション"
  86 .sp
  87 .RS 4
  88 .ie n \{\
  89 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
  90 .\}
  91 .el \{\
  92 .sp -1
  93 .IP \(bu 2.3
  94 .\}
  95 非標準オプションも参照してください
  96 .RE
  97 .sp
  98 .RS 4
  99 .ie n \{\
 100 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
 101 .\}
 102 .el \{\
 103 .sp -1
 104 .IP \(bu 2.3
 105 .\}
 106 非推奨で削除されたオプションも参照してください
 107 .RE
 108 .PP
 109 \-nv
 110 .RS 4
 111 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、ソース・スキーマを処理する前に厳密な検証を実行します。このオプションを使用すると、厳密なスキーマ検証か無効になります。これは、バインディング・コンパイラが検証を一切実行しないということではありません。より厳密でない検証を実行するということです。
 112 .RE
 113 .PP
 114 \-extension
 115 .RS 4
 116 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、JAXB仕様のCompatibilityの章で説明されているルールを厳密に強制します。付録E\&.2には、JAXB v1\&.0で完全にはサポートされていない一連のW3C XMLスキーマ機能が定義されています。場合によっては、このスイッチで有効になる\fB\-extension\fRモードでそれらの機能が使用できる場合があります。また、デフォルトの厳密なモードでは、仕様に定義されているバインディング・カスタマイズのみが使用できます。\fB\-extension\fRスイッチを指定すれば、JAXB Vendor Extensionを使用できます。
 117 .RE
 118 .PP
 119 \-b \fIfile\fR
 120 .RS 4
 121 処理する外部バインディング・ファイルを1つまたは複数指定します。バインディング・ファイルごとに\fB\-b\fRスイッチを指定する必要があります。外部バインディング・ファイルの構文は柔軟です。複数のスキーマのカスタマイズが含まれる1つのバインディング・ファイルを使用したり、それらのカスタマイズを複数のバインディング・ファイルに分割したりできます。次に例を示します。\fBxjc schema1\&.xsd schema2\&.xsd schema3\&.xsd \-b bindings123\&.xjb\fR
 122 \fBxjc schema1\&.xsd schema2\&.xsd schema3\&.xsd \-b bindings1\&.xjb \-b bindings2\&.xjb \-b bindings3\&.xjb\fRまた、コマンド行にスキーマ・ファイルとバインディング・ファイルを指定する順番は任意です。
 123 .RE
 124 .PP
 125 \-d \fIdir\fR
 126 .RS 4
 127 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、Javaコンテンツ・クラスを現在のディレクトリに生成します。このオプションを使用すると、代替出力ディレクトリを指定できます。出力ディレクトリはすでに存在している必要があります。XJCバインディング・コンパイラでは作成されません。
 128 .RE
 129 .PP
 130 \-p \fIpkg\fR
 131 .RS 4
 132 このコマンド行オプションでターゲット・パッケージを指定した場合、その指定内容は、パッケージ名に対するすべてのバインディング・カスタマイズや、仕様で規定されているデフォルトのパッケージ名アルゴリズムよりも優先されます。
 133 .RE
 134 .PP
 135 \-httpproxy \fIproxy\fR
 136 .RS 4
 137 \fI[user[:password]@]proxyHost[:proxyPort]\fR形式でHTTPまたはHTTPSプロキシを指定します。古い\fB\-host\fRおよび\fB\-port\fRオプションは、後方互換性のために引き続きRIでサポートされますが、非推奨となりました。このオプションで指定されたパスワードは、topコマンドを使用する他のユーザーが表示できる引数です。セキュリティを高めるには、\fB\-httpproxyfile\fRを使用してください。
 138 .RE
 139 .PP
 140 \-httpproxyfile file
 141 .RS 4
 142 ファイルを使用して、HTTPまたはHTTPSプロキシを指定します。形式は\fB\-httpproxy\fRオプションと同じですが、このファイル内に指定されたパスワードを他のユーザーが表示することはできません。
 143 .RE
 144 .PP
 145 \-classpath arg
 146 .RS 4
 147 \fIjxb:javaType\fRおよびxjc:\fIsuperClass\fRカスタマイズが使用するクライアント・アプリケーションのクラス・ファイルの検索場所を指定します。
 148 .RE
 149 .PP
 150 \-catalog file
 151 .RS 4
 152 外部エンティティ参照を解決するカタログ・ファイルを指定します。TR9401、XCatalogおよびOASIS XML Catalogの各形式がサポートされます。http://xerces\&.apache\&.org/xml\-commons/components/resolver/resolver\-article\&.htmlの
 153 XML Entity and URI Resolversを参照してください
 154 .RE
 155 .PP
 156 \-readOnly
 157 .RS 4
 158 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、生成するJavaソース・ファイルを書込みから保護しません。このオプションを使用すると、XJCバインディング・コンパイラは生成されるJavaソースを強制的に読取り専用にします。
 159 .RE
 160 .PP
 161 \-npa
 162 .RS 4
 163 \fB**/package\-info\&.java\fRへのパッケージ・レベルの注釈の生成を抑制します。このスイッチを使用して生成するコードでは、これらの注釈が他の生成済クラスに内部化されます。
 164 .RE
 165 .PP
 166 \-no\-header
 167 .RS 4
 168 多少のメモとタイムスタンプを含むファイル・ヘッダー・コメントの生成を抑制します。これを使用すると、生成されたコードと\fBdiff\fRコマンドとの互換性がより強くなります。
 169 .RE
 170 .PP
 171 \-target 2\&.0
 172 .RS 4
 173 JAXB 2\&.1機能に依存するコードを生成しないようにします。これにより、生成されたコードをJAXB 2\&.0ランタイム環境(Java SE 6など)で実行できるようになります。
 174 .RE
 175 .PP
 176 \-xmlschema
 177 .RS 4
 178 入力スキーマをW3C XMLスキーマとして扱います(デフォルト)。このスイッチを指定しない場合、入力スキーマはW3C XMLスキーマと同じように扱われます。
 179 .RE
 180 .PP
 181 \-relaxing
 182 .RS 4
 183 入力スキーマをRELAX NGとして扱います(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。
 184 .RE
 185 .PP
 186 \-relaxing\-compact
 187 .RS 4
 188 入力スキーマをRELAX NG圧縮構文として処理します(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。
 189 .RE
 190 .PP
 191 \-dtd
 192 .RS 4
 193 入力スキーマをXML DTDとして扱います(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。
 194 .RE
 195 .PP
 196 \-wsdl
 197 .RS 4
 198 入力をWSDLとして扱い、その内部のスキーマをコンパイルします(試験的および未サポート)。
 199 .RE
 200 .PP
 201 \-quiet
 202 .RS 4
 203 進捗情報や警告など、コンパイラの出力を抑制します。
 204 .RE
 205 .PP
 206 \-verbose
 207 .RS 4
 208 情報メッセージを出力したり特定のエラー発生時にスタック・トレースを表示したりするなど、きわめて冗長になります。
 209 .RE
 210 .PP
 211 \-help
 212 .RS 4
 213 コンパイラ・スイッチのサマリーを表示します。
 214 .RE
 215 .PP
 216 \-version
 217 .RS 4
 218 コンパイラのバージョン情報を表示します。
 219 .RE
 220 .PP
 221 \fIschema file/URL/dir\fR
 222 .RS 4
 223 コンパイル対象となる1つまたは複数のスキーマ・ファイルを指定します。ディレクトリを指定する場合、\fBxjc\fRコマンドはすべてのスキーマ・ファイルをスキャンしてコンパイルします。
 224 .RE
 225 .SS "非標準オプション"
 226 .PP
 227 \-XLocator
 228 .RS 4
 229 生成されたコードでは、非整列化の後にJava Beanインスタンスに含まれるソースXMLに関するSAX Locator情報が公開されます。
 230 .RE
 231 .PP
 232 \-Xsync\-methods
 233 .RS 4
 234 生成されたすべてのメソッド・シグニチャに\fBsynchronized\fRキーワードが含められます。
 235 .RE
 236 .PP
 237 \-mark\-generated
 238 .RS 4
 239 生成されたコードに注釈\fB@javax\&.annotation\&.Generated\fRを付けます。
 240 .RE
 241 .PP
 242 \-episode file
 243 .RS 4
 244 コンパイルごとに指定されたエピソード・ファイルを生成します。
 245 .RE
 246 .SS "非推奨で削除されたオプション"
 247 .PP
 248 \-host & \-port
 249 .RS 4
 250 これらのオプションは\fB\-httpproxy\fRオプションで置き換えられました。これらのオプションは、後方互換性を確保するためにサポートされますが、ドキュメントには記載されず、将来のリリースで削除される可能性もあります。
 251 .RE
 252 .PP
 253 \-use\-runtime
 254 .RS 4
 255 JAXB 2\&.0仕様では、移植性のあるランタイム環境が定義されたため、JAXB RIが\fB**/impl/runtime \fRパッケージを生成する必要がなくなりました。このため、このスイッチは不要となり、削除されました。
 256 .RE
 257 .PP
 258 \-source
 259 .RS 4
 260 \fB\-source\fR互換性スイッチは、JAXB 2\&.0の最初のEarly Access版で導入されました。このスイッチはJAXB 2\&.0の今後のリリースから削除されます。1\&.0\&.xコードを生成する必要がある場合は、1\&.0\&.xコード・ベースのインストールを使用してください。
 261 .RE
 262 .SH "コンパイラの制限"
 263 .PP
 264 通常は、関連するすべてのスキーマを、同じバインディング・コンパイラ・スイッチを指定して1つの単位としてコンパイルするのが最も安全です。\fBxjc\fRコマンドの実行時には、次の制限リストに留意してください。これらの問題のほとんどは、\fBxjc\fRコマンドを何度か呼び出して複数のスキーマをコンパイルする場合にのみ当てはまります。
 265 .PP
 266 複数のスキーマを同時にコンパイルする場合は、ターゲットのJavaパッケージ名に次の優先順位のルールが適用されることに注意してください。
 267 .sp
 268 .RS 4
 269 .ie n \{\
 270 \h'-04' 1.\h'+01'\c
 271 .\}
 272 .el \{\
 273 .sp -1
 274 .IP "  1." 4.2
 275 .\}
 276 \fB\-p\fRオプションが最も優先されます。
 277 .RE
 278 .sp
 279 .RS 4
 280 .ie n \{\
 281 \h'-04' 2.\h'+01'\c
 282 .\}
 283 .el \{\
 284 .sp -1
 285 .IP "  2." 4.2
 286 .\}
 287 \fIjaxb:package\fRのカスタマイズ。
 288 .RE
 289 .sp
 290 .RS 4
 291 .ie n \{\
 292 \h'-04' 3.\h'+01'\c
 293 .\}
 294 .el \{\
 295 .sp -1
 296 .IP "  3." 4.2
 297 .\}
 298 \fBtargetNamespace\fRが宣言されている場合は、\fBt\fR\fBargetNamespace\fRを仕様で定義されているJavaパッケージ名のアルゴリズムに適用します。
 299 .RE
 300 .sp
 301 .RS 4
 302 .ie n \{\
 303 \h'-04' 4.\h'+01'\c
 304 .\}
 305 .el \{\
 306 .sp -1
 307 .IP "  4." 4.2
 308 .\}
 309 \fBtargetNamespace\fRが宣言されていない場合は、\fBgenerated\fRという名前のハードコードされたパッケージを使用します。
 310 .RE
 311 .PP
 312 1つのネームスペースが複数の\fIjaxb:schemaBindings\fRを持つことはできないため、異なるJavaパッケージにコンパイラされる同一ターゲット・ネームスペースが2つのスキーマを持つことはできません。
 313 .PP
 314 同じJavaパッケージにコンパイラされるスキーマはすべて、同時にXJCバインディング・コンパイラに送信される必要があります。別々にコンパイルすると、予想どおりに機能しません。
 315 .PP
 316 複数のスキーマ・ファイルにまたがる要素置換グループは、同時にコンパイルする必要があります。
 317 .SH "関連項目"
 318 .sp
 319 .RS 4
 320 .ie n \{\
 321 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
 322 .\}
 323 .el \{\
 324 .sp -1
 325 .IP \(bu 2.3
 326 .\}
 327 http://jaxb\&.java\&.net/nonav/2\&.2\&.3u1/docs/xjc\&.htmlの
 328 Binding Compiler (xjc)
 329 .RE
 330 .sp
 331 .RS 4
 332 .ie n \{\
 333 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
 334 .\}
 335 .el \{\
 336 .sp -1
 337 .IP \(bu 2.3
 338 .\}
 339 http://www\&.oracle\&.com/technetwork/articles/javase/index\-140168\&.htmlの
 340 Java Architecture for XML Binding (JAXB)
 341 .RE
 342 .br
 343 'pl 8.5i
 344 'bp