'\" t .\" Copyright (c) 2005, 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. .\" Title: xjc .\" Language: English .\" Date: 2013年11月21日 .\" SectDesc: Java Webサービス・ツール .\" Software: JDK 8 .\" Arch: 汎用 .\" .\" DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER. .\" .\" This code is free software; you can redistribute it and/or modify it .\" under the terms of the GNU General Public License version 2 only, as .\" published by the Free Software Foundation. .\" .\" This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT .\" ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or .\" FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU General Public License .\" version 2 for more details (a copy is included in the LICENSE file that .\" accompanied this code). .\" .\" You should have received a copy of the GNU General Public License version .\" 2 along with this work; if not, write to the Free Software Foundation, .\" Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA. .\" .\" Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA .\" or visit www.oracle.com if you need additional information or have any .\" questions. .\" .pl 99999 .TH "xjc" "1" "2013年11月21日" "JDK 8" "Java Webサービス・ツール" .\" ----------------------------------------------------------------- .\" * Define some portability stuff .\" ----------------------------------------------------------------- .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ .\" http://bugs.debian.org/507673 .\" http://lists.gnu.org/archive/html/groff/2009-02/msg00013.html .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ .ie \n(.g .ds Aq \(aq .el .ds Aq ' .\" ----------------------------------------------------------------- .\" * set default formatting .\" ----------------------------------------------------------------- .\" disable hyphenation .nh .\" disable justification (adjust text to left margin only) .ad l .\" ----------------------------------------------------------------- .\" * MAIN CONTENT STARTS HERE * .\" ----------------------------------------------------------------- .SH "NAME" xjc \- XMLスキーマ・ファイルを完全注釈付きのJavaクラスにコンパイルします。 .SH "概要" .sp .if n \{\ .RS 4 .\} .nf \fIxjc\fR [ \fIoptions\fR ] \fIschema\fR \fIfile/URL/dir/jar\fR \&.\&.\&. [\fI\-b\fR \fIbindinfo\fR ] \&.\&.\&. .fi .if n \{\ .RE .\} .PP \fIoptions\fR .RS 4 コマンドライン・オプション。オプションを参照してください。 .RE .PP schema \fIfile/URL/dir/jar \&.\&.\&.\fR .RS 4 XMLスキーマ・ファイルの場所。\fIdir\fRが指定されている場合は、すべてのスキーマ・ファイルがコンパイルされます。\fIjar\fRが指定されている場合は、\fI/META\-INF/sun\-jaxb\&.episode\fRバインディング・ファイルがコンパイルされます。 .RE .PP \-b \fIbindinfo\fR .RS 4 バインディング・ファイルの場所。 .RE .SH "説明" .PP プラットフォームのbinディレクトリにある適切な\fIxjc\fRシェル・スクリプトを使用して、バインディング・コンパイラを起動します。バインディング・コンパイラを実行するAntタスクもあります。http://jaxb\&.java\&.net/nonav/2\&.1\&.3/docs/xjcTask\&.htmlの Using the XJC with Antを参照してください .SH "オプション" .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04'\(bu\h'+03'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP \(bu 2.3 .\} 非標準オプションも参照してください .RE .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04'\(bu\h'+03'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP \(bu 2.3 .\} 非推奨で削除されたオプションも参照してください .RE .PP \-nv .RS 4 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、ソース・スキーマを処理する前に厳密な検証を実行します。このオプションを使用すると、厳密なスキーマ検証か無効になります。これは、バインディング・コンパイラが検証を一切実行しないということではありません。より厳密でない検証を実行するということです。 .RE .PP \-extension .RS 4 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、JAXB仕様のCompatibilityの章で説明されているルールを厳密に強制します。付録E\&.2には、JAXB v1\&.0で完全にはサポートされていない一連のW3C XMLスキーマ機能が定義されています。場合によっては、このスイッチで有効になる\fI\-extension\fRモードでそれらの機能が使用できる場合があります。また、デフォルトの厳密なモードでは、仕様に定義されているバインディング・カスタマイズのみが使用できます。\fI\-extension\fRスイッチを指定すれば、JAXB Vendor Extensionを使用できます。 .RE .PP \-b \fIfile\fR .RS 4 処理する外部バインディング・ファイルを1つまたは複数指定します。バインディング・ファイルごとに\fI\-b\fRスイッチを指定する必要があります。外部バインディング・ファイルの構文は柔軟です。複数のスキーマのカスタマイズが含まれる1つのバインディング・ファイルを使用したり、それらのカスタマイズを複数のバインディング・ファイルに分割したりできます。次に例を示します。\fIxjc schema1\&.xsd schema2\&.xsd schema3\&.xsd \-b bindings123\&.xjb\fR \fIxjc schema1\&.xsd schema2\&.xsd schema3\&.xsd \-b bindings1\&.xjb \-b bindings2\&.xjb \-b bindings3\&.xjb\fRまた、コマンドラインにスキーマ・ファイルとバインディング・ファイルを指定する順番は任意です。 .RE .PP \-d \fIdir\fR .RS 4 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、Javaコンテンツ・クラスを現在のディレクトリに生成します。このオプションを使用すると、代替出力ディレクトリを指定できます。出力ディレクトリはすでに存在している必要があります。XJCバインディング・コンパイラでは作成されません。 .RE .PP \-p \fIpkg\fR .RS 4 このコマンドライン・オプションでターゲット・パッケージを指定した場合、その指定内容は、パッケージ名に対するすべてのバインディング・カスタマイズや、仕様で規定されているデフォルトのパッケージ名アルゴリズムよりも優先されます。 .RE .PP \-httpproxy \fIproxy\fR .RS 4 \fI[user[:password]@]proxyHost[:proxyPort]\fR形式でHTTPまたはHTTPSプロキシを指定します。古い\fI\-host\fRおよび\fI\-port\fRオプションは、下位互換性のために引き続きRIでサポートされますが、非推奨となりました。このオプションで指定されたパスワードは、topコマンドを使用する他のユーザーが表示できる引数です。セキュリティを高めるには、\fI\-httpproxyfile\fRを使用してください。 .RE .PP \-httpproxyfile file .RS 4 ファイルを使用して、HTTPまたはHTTPSプロキシを指定します。形式は\fI\-httpproxy\fRオプションと同じですが、このファイル内に指定されたパスワードを他のユーザーが表示することはできません。 .RE .PP \-classpath arg .RS 4 \fIjxb:javaType\fRおよびxjc:\fIsuperClass\fRカスタマイズが使用するクライアント・アプリケーションのクラス・ファイルの検索場所を指定します。 .RE .PP \-catalog file .RS 4 外部エンティティ参照を解決するカタログ・ファイルを指定します。TR9401、XCatalogおよびOASIS XML Catalogの各形式がサポートされます。http://xerces\&.apache\&.org/xml\-commons/components/resolver/resolver\-article\&.htmlの XML Entity and URI Resolversを参照してください .RE .PP \-readOnly .RS 4 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、生成するJavaソース・ファイルを書込みから保護しません。このオプションを使用すると、XJCバインディング・コンパイラは生成されるJavaソースを強制的に読取り専用にします。 .RE .PP \-npa .RS 4 \fI**/package\-info\&.java\fRへのパッケージ・レベルの注釈の生成を抑制します。このスイッチを使用して生成するコードでは、これらの注釈が他の生成済クラスに内部化されます。 .RE .PP \-no\-header .RS 4 多少のメモとタイムスタンプを含むファイル・ヘッダー・コメントの生成を抑制します。これを使用すると、生成されたコードと\fIdiff\fRコマンドとの互換性がより強くなります。 .RE .PP \-target 2\&.0 .RS 4 JAXB 2\&.1機能に依存するコードを生成しないようにします。これにより、生成されたコードをJAXB 2\&.0ランタイム環境(Java SE 6など)で実行できるようになります。 .RE .PP \-xmlschema .RS 4 入力スキーマをW3C XMLスキーマとして扱います(デフォルト)。このスイッチを指定しない場合、入力スキーマはW3C XMLスキーマと同じように扱われます。 .RE .PP \-relaxing .RS 4 入力スキーマをRELAX NGとして扱います(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。 .RE .PP \-relaxing\-compact .RS 4 入力スキーマをRELAX NG圧縮構文として処理します(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。 .RE .PP \-dtd .RS 4 入力スキーマをXML DTDとして扱います(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。 .RE .PP \-wsdl .RS 4 入力をWSDLとして扱い、その内部のスキーマをコンパイルします(試験的および未サポート)。 .RE .PP \-quiet .RS 4 進捗情報や警告など、コンパイラの出力を抑制します。 .RE .PP \-verbose .RS 4 情報メッセージを出力したり特定のエラー発生時にスタック・トレースを表示したりするなど、きわめて冗長になります。 .RE .PP \-help .RS 4 コンパイラ・スイッチのサマリーを表示します。 .RE .PP \-version .RS 4 コンパイラのバージョン情報を表示します。 .RE .PP \fIschema file/URL/dir\fR .RS 4 コンパイル対象となる1つまたは複数のスキーマ・ファイルを指定します。ディレクトリを指定する場合、\fIxjc\fRコマンドはすべてのスキーマ・ファイルをスキャンしてコンパイルします。 .RE .SS "非標準オプション" .PP \-XLocator .RS 4 生成されたコードでは、非整列化の後にJava Beanインスタンスに含まれるソースXMLに関するSAX Locator情報が公開されます。 .RE .PP \-Xsync\-methods .RS 4 生成されたすべてのメソッド・シグニチャに\fIsynchronized\fRキーワードが含められます。 .RE .PP \-mark\-generated .RS 4 生成されたコードに注釈\fI@javax\&.annotation\&.Generated\fRを付けます。 .RE .PP \-episode file .RS 4 コンパイルごとに指定されたエピソード・ファイルを生成します。 .RE .SS "非推奨で削除されたオプション" .PP \-host & \-port .RS 4 これらのオプションは\fI\-httpproxy\fRオプションで置き換えられました。これらのオプションは、下位互換性を確保するためにサポートされますが、ドキュメントには記載されず、将来のリリースで削除される可能性もあります。 .RE .PP \-use\-runtime .RS 4 JAXB 2\&.0仕様では、移植性のあるランタイム環境が定義されたため、JAXB RIが\fI**/impl/runtime \fRパッケージを生成する必要がなくなりました。このため、このスイッチは不要となり、削除されました。 .RE .PP \-source .RS 4 \fI\-source\fR互換性スイッチは、JAXB 2\&.0の最初のEarly Access版で導入されました。このスイッチはJAXB 2\&.0の今後のリリースから削除されます。1\&.0\&.xコードを生成する必要がある場合は、1\&.0\&.xコード・ベースのインストールを使用してください。 .RE .SH "コンパイラの制限" .PP 通常は、関連するすべてのスキーマを、同じバインディング・コンパイラ・スイッチを指定して1つの単位としてコンパイルするのが最も安全です。\fIxjc\fRコマンドの実行時には、次の制限リストに留意してください。これらの問題のほとんどは、\fIxjc\fRコマンドを何度か呼び出して複数のスキーマをコンパイルする場合にのみ当てはまります。 .PP 複数のスキーマを同時にコンパイルする場合は、ターゲットのJavaパッケージ名に次の優先順位のルールが適用されることに注意してください。 .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04' 1.\h'+01'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP " 1." 4.2 .\} \fI\-p\fRオプションが最も優先されます。 .RE .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04' 2.\h'+01'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP " 2." 4.2 .\} \fIjaxb:package\fRのカスタマイズ。 .RE .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04' 3.\h'+01'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP " 3." 4.2 .\} \fItargetNamespace\fRが宣言されている場合は、\fIt\fR\fIargetNamespace\fRを仕様で定義されているJavaパッケージ名のアルゴリズムに適用します。 .RE .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04' 4.\h'+01'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP " 4." 4.2 .\} \fItargetNamespace\fRが宣言されていない場合は、\fIgenerated\fRという名前のハードコードされたパッケージを使用します。 .RE .PP 1つのネームスペースが複数の\fIjaxb:schemaBindings\fRを持つことはできないため、異なるJavaパッケージにコンパイラされる同一ターゲット・ネームスペースが2つのスキーマを持つことはできません。 .PP 同じJavaパッケージにコンパイラされるスキーマはすべて、同時にXJCバインディング・コンパイラに送信される必要があります。別々にコンパイルすると、予想どおりに機能しません。 .PP 複数のスキーマ・ファイルにまたがる要素置換グループは、同時にコンパイルする必要があります。 .SH "関連項目" .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04'\(bu\h'+03'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP \(bu 2.3 .\} http://jaxb\&.java\&.net/nonav/2\&.2\&.3u1/docs/xjc\&.htmlの Binding Compiler (xjc) .RE .sp .RS 4 .ie n \{\ \h'-04'\(bu\h'+03'\c .\} .el \{\ .sp -1 .IP \(bu 2.3 .\} http://www\&.oracle\&.com/technetwork/articles/javase/index\-140168\&.htmlの Java Architecture for XML Binding (JAXB) .RE .br 'pl 8.5i 'bp