src/solaris/doc/sun/man/man1/ja/xjc.1

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   1 ." Copyright (c) 2005, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
   2 ." DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER.
   3 ."
   4 ." This code is free software; you can redistribute it and/or modify it
   5 ." under the terms of the GNU General Public License version 2 only, as
   6 ." published by the Free Software Foundation.
   7 ."
   8 ." This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT
   9 ." ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or
  10 ." FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the GNU General Public License
  11 ." version 2 for more details (a copy is included in the LICENSE file that
  12 ." accompanied this code).
  13 ."
  14 ." You should have received a copy of the GNU General Public License version
  15 ." 2 along with this work; if not, write to the Free Software Foundation,
  16 ." Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA.
  17 ."
  18 ." Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA
  19 ." or visit www.oracle.com if you need additional information or have any
  20 ." questions.
  21 ."
  22 .TH xjc 1 "07 May 2011"
  23 
  24 .LP
  25 .ad c
  26 .SH "名前"
  27 xjc \- XML バインドのための Java(TM) アーキテクチャー
  28 .br
  29 バインディングコンパイラ 
  30 .LP
  31 \f3仕様バージョン:\fP 2.1
  32 .br
  33 \f3リファレンス実装 (RI) バージョン:\fP 2.1.3 .ad l
  34 
  35 .LP
  36 .SH "xjc の起動"
  37 .LP
  38 .LP
  39 バインディングコンパイラを起動するには、使用するプラットフォームに応じた bin ディレクトリ内の \f2xjc\fP シェルスクリプト \f2を\fP 使用します。また、バインディングコンパイラを実行するための Ant タスクも用意されています。 
  40 .na
  41 \f2xjc を Ant とともに使用する\fP @
  42 .fi
  43 https://jaxb.dev.java.net/nonav/2.1.3/docs/xjcTask.htmlための手順を参照してください。
  44 .LP
  45 .LP
  46 \f2% xjc \-help\fP
  47 .LP
  48 .SS 
  49 出力
  50 .LP







  51 .nf
  52 \f3
  53 .fl
  54 Usage: xjc [\-options ...] <schema file/URL/dir/jar> ... [\-b <bindinfo>] ...
  55 .fl
  56 If dir is specified, all schema files in it will be compiled.
  57 .fl
  58 If jar is specified, /META\-INF/sun\-jaxb.episode binding file will be compiled.
  59 .fl
  60 Options:
  61 .fl
  62   \-nv                :  do not perform strict validation of the input schema(s)
  63 .fl
  64   \-extension         :  allow vendor extensions \- do not strictly follow the Compatibility Rules and App E.2 from the JAXB Spec
  65 .fl
  66   \-b <file/dir>      :  specify external bindings files (each <file> must have its own \-b); if a directory is given, **/*.xjb is searched
  67 .fl
  68   \-d <dir>           :  generated files will go into this directory
  69 .fl
  70   \-p <pkg>           :  specifies the target package
  71 .fl
  72   \-httpproxy <proxy> :  set HTTP/HTTPS proxy; format is [user[:password]@]proxyHost:proxyPort
  73 .fl
  74   \-httpproxyfile <f> :  works like \-httpproxy but takes the argument in a file to protect password
  75 .fl
  76   \-classpath <arg>   :  specify where to find user class files
  77 .fl
  78   \-catalog <file>    :  specify catalog files to resolve external entity references; support TR9401, XCatalog, and OASIS XML Catalog format
  79 .fl
  80   \-readOnly          :  generated files will be in read\-only mode
  81 .fl
  82   \-npa               :  suppress generation of package level annotations (**/package\-info.java)
  83 .fl
  84   \-no\-header         :  suppress generation of a file header with timestamp
  85 .fl
  86   \-target 2.0        :  behave like XJC 2.0 and generate code that doesnt use any 2.1 features
  87 .fl
  88   \-xmlschema         :  treat input as W3C XML Schema (default)
  89 .fl
  90   \-relaxng           :  treat input as RELAX NG (experimental,unsupported)
  91 .fl
  92   \-relaxng\-compact   :  treat input as RELAX NG compact syntax (experimental,unsupported)
  93 .fl
  94   \-dtd               :  treat input as XML DTD (experimental,unsupported)
  95 .fl
  96   \-wsdl              :  treat input as WSDL and compile schemas inside it (experimental,unsupported)
  97 .fl
  98   \-verbose           :  be extra verbose
  99 .fl
 100   \-quiet             :  suppress compiler output
 101 .fl
 102   \-help              :  display this help message
 103 .fl
 104   \-version           :  display version information
 105 .fl
 106 
 107 .fl
 108 
 109 .fl
 110 Extensions:
 111 .fl
 112   \-Xlocator          :  enable source location support for generated code
 113 .fl
 114   \-Xsync\-methods     :  generate accessor methods with the 'synchronized' keyword
 115 .fl
 116   \-mark\-generated    :  mark the generated code as @javax.annotation.Generated
 117 .fl
 118   \-episode <FILE>    :  generate the episode file for separate compilation
 119 .fl
 120 \fP
 121 .fi
 122 
 123 .LP




















 124 .SH "オプション"
 125 .LP
 126 .RS 3
 127 .TP 3




















 128 \-nv 
 129 デフォルトでは、XJC バインディングコンパイラは、ソーススキーマを処理する前に厳密な検証を実行します。このオプションを使用すると、厳密なスキーマ検証を無効にします。これは、バインディングコンパイラが検証を一切実行しないということではありません。より厳密でない検証を実行するということです。 
 130 .TP 3


 131 \-extension 
 132 デフォルトでは、XJC バインディングコンパイラは、JAXB 仕様の「Compatibility」の章で説明されている規則を厳密に強制します。付録 E.2 には、JAXB v1.0 で完全にはサポートされていない一連の W3C XML スキーマ機能が定義されています。場合によっては、このスイッチで有効になる「\-extension」モードでそれらの機能が使用できるかもしれません。また、デフォルトの厳密なモードでは、仕様に定義されているバインディングカスタマイズのみが使用できます。「\-extension」スイッチを指定すれば、JAXB Vendor Extension を使用できます。 
 133 .TP 3
 134 \-b <file> 
 135 処理する外部バインディングファイルを 1 つまたは複数指定します。(バインディングファイルごとに \f2「\-b」\fP スイッチを指定する必要があります。) 外部バインディングファイルの構文は非常に柔軟です。複数のスキーマのカスタマイズが含まれる 1 つのバインディングファイルを使用したり、それらのカスタマイズを複数のバインディングファイルに分割したりできます。次に例を示します。 \f2xjc schema1.xsd schema2.xsd schema3.xsd \-b bindings123.xjb\fP
 136 .br
 137 \f2xjc schema1.xsd schema2.xsd schema3.xsd \-b bindings1.xjb \-b bindings2.xjb \-b bindings3.xjb\fP また、コマンド行にスキーマファイルとバインディングファイルを指定する順番は任意です。 
 138 .TP 3
 139 \-d <dir> 
 140 デフォルトでは、XJC バインディングコンパイラは、Java コンテンツクラスを現在のディレクトリに生成します。このオプションを使用すると、代替出力ディレクトリを指定できます。出力ディレクトリはあらかじめ存在している必要があります。XJC バインディングコンパイラは、このディレクトリを自動的に作成しません。 
 141 .TP 3
 142 \-p <pkg> 
 143 このコマンド行オプション経由でターゲットパッケージを指定した場合、その指定内容は、パッケージ名に対するすべてのバインディングカスタマイズや、仕様で規定されているデフォルトのパッケージ名アルゴリズムよりも優先されます。 
 144 .TP 3
 145 \-httpproxy <proxy> 
 146 HTTP/HTTPS プロキシを指定します。形式は [user[:password]@]proxyHost[:proxyPort] です。従来の \f2\-host\fP および \f2\-port\fP は、下位互換性のためにリファレンス実装でもサポートされていますが、推奨されなくなりました。このオプションで指定されたパスワードは、 \f2top\fP コマンドを使用するユーザーなど、ほかのユーザーが表示できる引数であることに注意してください。セキュリティーを高めるには、次の \f2\-httpproxyfile\fP を使用してください。 
 147 .TP 3
 148 \-httpproxyfile <file> 
 149 HTTP/HTTPS プロキシをファイル経由で指定します。形式は上記と同じですが、このファイル内に指定されたパスワードをほかのユーザーが表示することはできません。 
 150 .TP 3
 151 \-classpath <arg> 
 152 <jxb:javaType> および <xjc:superClass> \f2カスタマイズが使用する\fP クライアントアプリケーションの \f2クラスファイルの検索場所を\fP 指定します。 
 153 .TP 3
 154 \-catalog <file> 
 155 外部エンティティー参照を解決するカタログファイルを指定します。TR9401、XCatalog、および OASIS XML Catalog 形式がサポートされます。詳細は、『XML Entity and URI Resolvers』ドキュメントを参照するか、 \f2カタログリゾルバの\fP サンプルアプリケーションを調べてください。 
 156 .TP 3
















 157 \-readOnly 
 158 デフォルトでは、XJC バインディングコンパイラは、生成する Java ソースファイルを書き込みから保護しません。このオプションを使用すると、XJC バインディングコンパイラは生成される Java ソースを強制的に読み取り専用にします。 
 159 .TP 3


 160 \-npa 
 161 パッケージレベルの注釈を **/package\-info.java に生成することを抑制します。このスイッチを使用して生成するコードでは、これらの注釈がほかの生成済みクラスに内部化されます。 
 162 .TP 3


 163 \-no\-header 
 164 多少のメモとタイムスタンプを含むファイルヘッダーコメントの生成を抑制します。このオプションを使用すると、生成されたコードがわかりにくくなります。 
 165 .TP 3
 166 \-target 2.0 
 167 なんらかの JAXB 2.1 機能に依存するコードを生成しないようにします。これにより、生成されたコードを JAXB 2.0 ランタイム (JavaSE 6 など) で実行できます。 
 168 .TP 3




 169 \-xmlschema 
 170 入力スキーマを W3C XML スキーマ (デフォルト) と見なします。このスイッチを指定しなくても、入力スキーマは W3C XML スキーマと見なされます。 
 171 .TP 3
 172 \-relaxng 
 173 入力スキーマを RELAX NG として扱います (試験的、未サポート)。RELAX NG スキーマのサポートは JAXB Vendor Extension として提供されています。 
 174 .TP 3
 175 \-relaxng\-compact 
 176 入力スキーマを RELAX NG 圧縮構文として処理します (試験的、未サポート)。RELAX NG スキーマのサポートは JAXB Vendor Extension として提供されています。 
 177 .TP 3






 178 \-dtd 
 179 入力スキーマを XML DTD として扱います (試験的、未サポート)。RELAX NG スキーマのサポートは JAXB Vendor Extension として提供されています。 
 180 .TP 3


 181 \-wsdl 
 182 入力を WSDL として扱い、その内部のスキーマをコンパイルします (試験的、未サポート)。 
 183 .TP 3


 184 \-quiet 

 185 進捗情報や警告など、コンパイラの出力を抑制します。 
 186 .TP 3

 187 \-verbose 
 188 情報メッセージを出力したり特定のエラー発生時にスタックトレースを表示したりするなど、極めて冗長になります。 
 189 .TP 3


 190 \-help 
 191 コンパイラスイッチの概要を表示します。 
 192 .TP 3


 193 \-version 

 194 コンパイラのバージョン情報を表示します。 
 195 .TP 3
 196 <schema file/URL/dir> 
 197 コンパイル対象となる 1 つまたは複数のスキーマファイルを指定します。ユーザーがディレクトリを指定した場合、xjc はそのディレクトリを走査し、そこで見つかったすべてのスキーマファイルをコンパイルします。 
 198 .RE
 199 
 200 .LP
 201 .SS 
 202 非標準のコマンド行オプション
 203 .LP
 204 .RS 3
 205 .TP 3
 206 \-Xlocator 
 207 生成されたコードでは、非整列化のあとに Java Bean インスタンスに含まれるソース XML に関する SAX Locator 情報が公開されます。 
 208 .TP 3
 209 \-Xsync\-methods 
 210 生成されたすべてのメソッドシグニチャーに \f2同期された\fP キーワードが含められます。 
 211 .TP 3


 212 \-mark\-generated 
 213 生成されたコードに注釈 \f2@javax.annotation.Generated\fP を付けます。 
 214 .TP 3
 215 \-episode <file> 
 216 コンパイルごとに指定されたエピソードファイルを生成します。 
 217 .RE
 218 
 219 .LP
 220 .SS 
 221 非推奨コマンド行オプションおよび削除されたコマンド行オプション
 222 .LP
 223 .RS 3
 224 .TP 3
 225 \-host & \-port 
 226 これらのオプションは非推奨となり、\f3\-httpproxy\fP オプションで置き換えられました。これらのオプションは、下位互換性を確保する目的で引き続きサポートされますが、ドキュメントには記載されず、将来のリリースで削除される可能性もあります。 
 227 .TP 3


 228 \-use\-runtime 
 229 JAXB 2.0 仕様で移植性のあるランタイムが規定されたため、JAXB RI が **/impl/runtime パッケージを生成する必要がなくなりました。このため、このスイッチは不要となり、削除されました。 
 230 .TP 3


 231 \-source 
 232 \-source 互換性スイッチは、JAXB 2.0 の最初の Early Access 版で導入されました。このスイッチは、JAXB 2.0 の今後のリリースから削除されることになりました。1.0.x コードを生成する必要がある場合は、1.0.x コードベースのインストールを使用してください。 







































 233 .RE
 234 
 235 .LP
 236 .SS 
 237 コンパイラの制限
 238 .LP
 239 .LP
 240 通常は、関連するすべてのスキーマを、同じバインディングコンパイラスイッチを指定して 1 つの単位としてコンパイルするのがもっとも安全です。
 241 .LP
 242 .LP
 243 xjc を実行するときは、次に示す制限に注意してください。これらの制限のほとんどは、xjc を何度か呼び出して複数のスキーマをコンパイルする場合にのみ適用されます。
 244 .LP
 245 .RS 3
 246 .TP 2
 247 o
 248 複数のスキーマを同時にコンパイルする場合は、ターゲットの Java パッケージ名に次の優先順位の規則が適用されることに注意してください。 
 249 .RS 3
 250 .TP 3
 251 1.
 252 「\f2\-p\fP」コマンド行オプションがもっとも優先されます。 
 253 .TP 3
 254 2.
 255 <\f2jaxb:package\fP> のカスタマイズ 
 256 .TP 3
 257 3.
 258 \f2targetNamespace\fP が宣言されている場合は、 \f2仕様に定義されている targetNamespace\fP \-> Java パッケージ名のアルゴリズムを適用します。 
 259 .TP 3
 260 4.
 261 \f2targetNamespace\fP が宣言されていない場合は、「generated」という名前のハードコードされたパッケージを使用します。 
 262 .RE
 263 .TP 2
 264 o
 265 名前空間ごとに複数の <\f2jaxb:schemaBindings\fP> を持つことは不正です。このため、1 つのターゲット名前空間内の 2 つのスキーマを異なる Java パッケージにコンパイルすることはできません。 
 266 .TP 2
 267 o
 268 1 つの Java パッケージにコンパイルされるすべてのスキーマは、XJC バインディングコンパイラに同時に送信する必要があります。個別にコンパイルすることはできず、予期したとおりに動作しません。 
 269 .TP 2
 270 o
 271 複数のスキーマファイルにまたがる要素置換グループは、同時にコンパイルする必要があります。 
 272 .RE
 273 
 274 .LP




 275 .SH "関連項目"
 276 .LP
 277 .RS 3
 278 .TP 2
 279 o
 280 コマンド行でのコンバータの実行 (XJC): [
 281 .na
 282 \f2コマンド行の命令\fP @
 283 .fi
 284 https://jaxb.dev.java.net/nonav/2.1.3/docs/xjc.html、
 285 .na
 286 \f2xjc を Ant とともに使用する\fP @
 287 .fi
 288 https://jaxb.dev.java.net/nonav/2.1.3/docs/xjcTask.html] 
 289 .TP 2
 290 o
 291 .na
 292 \f2XML バインドのための Java アーキテクチャー (JAXB)\fP @
 293 .fi
 294 http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/xml/jaxb/index.html 
 295 .RE
 296 
 297 .LP
 298  












   1 '\" t
   2 .\" Copyright (c) 2005, 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
   3 .\" Title: xjc
   4 .\" Language: English
   5 .\" Date: 2013年11月21日
   6 .\" SectDesc: Java Webサービス・ツール
   7 .\" Software: JDK 8
   8 .\" Arch: 汎用
   9 .\"
  10 .\" DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER.
  11 .\"
  12 .\" This code is free software; you can redistribute it and/or modify it
  13 .\" under the terms of the GNU General Public License version 2 only, as
  14 .\" published by the Free Software Foundation.
  15 .\"
  16 .\" This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT
  17 .\" ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or
  18 .\" FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU General Public License
  19 .\" version 2 for more details (a copy is included in the LICENSE file that
  20 .\" accompanied this code).
  21 .\"
  22 .\" You should have received a copy of the GNU General Public License version
  23 .\" 2 along with this work; if not, write to the Free Software Foundation,
  24 .\" Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA.
  25 .\"
  26 .\" Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA
  27 .\" or visit www.oracle.com if you need additional information or have any
  28 .\" questions.
  29 .\"
  30 .pl 99999
  31 .TH "xjc" "1" "2013年11月21日" "JDK 8" "Java Webサービス・ツール"
  32 .\" -----------------------------------------------------------------
  33 .\" * Define some portability stuff
  34 .\" -----------------------------------------------------------------
  35 .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  36 .\" http://bugs.debian.org/507673
  37 .\" http://lists.gnu.org/archive/html/groff/2009-02/msg00013.html
  38 .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  39 .ie \n(.g .ds Aq \(aq
  40 .el       .ds Aq '
  41 .\" -----------------------------------------------------------------
  42 .\" * set default formatting
  43 .\" -----------------------------------------------------------------
  44 .\" disable hyphenation
  45 .nh
  46 .\" disable justification (adjust text to left margin only)
  47 .ad l
  48 .\" -----------------------------------------------------------------
  49 .\" * MAIN CONTENT STARTS HERE *
  50 .\" -----------------------------------------------------------------
  51 .SH "NAME"
  52 xjc \- XMLスキーマ・ファイルを完全注釈付きのJavaクラスにコンパイルします。
  53 .SH "概要"
  54 .sp
  55 .if n \{\
  56 .RS 4
  57 .\}
  58 .nf
  59 \fIxjc\fR [ \fIoptions\fR ] \fIschema\fR \fIfile/URL/dir/jar\fR \&.\&.\&. [\fI\-b\fR \fIbindinfo\fR ] \&.\&.\&.




































































  60 .fi
  61 .if n \{\
  62 .RE
  63 .\}
  64 .PP
  65 \fIoptions\fR
  66 .RS 4
  67 コマンドライン・オプション。オプションを参照してください。
  68 .RE
  69 .PP
  70 schema \fIfile/URL/dir/jar \&.\&.\&.\fR
  71 .RS 4
  72 XMLスキーマ・ファイルの場所。\fIdir\fRが指定されている場合は、すべてのスキーマ・ファイルがコンパイルされます。\fIjar\fRが指定されている場合は、\fI/META\-INF/sun\-jaxb\&.episode\fRバインディング・ファイルがコンパイルされます。
  73 .RE
  74 .PP
  75 \-b \fIbindinfo\fR
  76 .RS 4
  77 バインディング・ファイルの場所。
  78 .RE
  79 .SH "説明"
  80 .PP
  81 プラットフォームのbinディレクトリにある適切な\fIxjc\fRシェル・スクリプトを使用して、バインディング・コンパイラを起動します。バインディング・コンパイラを実行するAntタスクもあります。http://jaxb\&.java\&.net/nonav/2\&.1\&.3/docs/xjcTask\&.htmlの
  82 Using the XJC with Antを参照してください
  83 .SH "オプション"
  84 .sp
  85 .RS 4
  86 .ie n \{\
  87 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
  88 .\}
  89 .el \{\
  90 .sp -1
  91 .IP \(bu 2.3
  92 .\}
  93 非標準オプションも参照してください
  94 .RE
  95 .sp
  96 .RS 4
  97 .ie n \{\
  98 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
  99 .\}
 100 .el \{\
 101 .sp -1
 102 .IP \(bu 2.3
 103 .\}
 104 非推奨で削除されたオプションも参照してください
 105 .RE
 106 .PP
 107 \-nv
 108 .RS 4
 109 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、ソース・スキーマを処理する前に厳密な検証を実行します。このオプションを使用すると、厳密なスキーマ検証か無効になります。これは、バインディング・コンパイラが検証を一切実行しないということではありません。より厳密でない検証を実行するということです。
 110 .RE
 111 .PP
 112 \-extension
 113 .RS 4
 114 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、JAXB仕様のCompatibilityの章で説明されているルールを厳密に強制します。付録E\&.2には、JAXB v1\&.0で完全にはサポートされていない一連のW3C XMLスキーマ機能が定義されています。場合によっては、このスイッチで有効になる\fI\-extension\fRモードでそれらの機能が使用できる場合があります。また、デフォルトの厳密なモードでは、仕様に定義されているバインディング・カスタマイズのみが使用できます。\fI\-extension\fRスイッチを指定すれば、JAXB Vendor Extensionを使用できます。
 115 .RE
 116 .PP
 117 \-b \fIfile\fR
 118 .RS 4
 119 処理する外部バインディング・ファイルを1つまたは複数指定します。バインディング・ファイルごとに\fI\-b\fRスイッチを指定する必要があります。外部バインディング・ファイルの構文は柔軟です。複数のスキーマのカスタマイズが含まれる1つのバインディング・ファイルを使用したり、それらのカスタマイズを複数のバインディング・ファイルに分割したりできます。次に例を示します。\fIxjc schema1\&.xsd schema2\&.xsd schema3\&.xsd \-b bindings123\&.xjb\fR
 120 \fIxjc schema1\&.xsd schema2\&.xsd schema3\&.xsd \-b bindings1\&.xjb \-b bindings2\&.xjb \-b bindings3\&.xjb\fRまた、コマンドラインにスキーマ・ファイルとバインディング・ファイルを指定する順番は任意です。
 121 .RE
 122 .PP
 123 \-d \fIdir\fR
 124 .RS 4
 125 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、Javaコンテンツ・クラスを現在のディレクトリに生成します。このオプションを使用すると、代替出力ディレクトリを指定できます。出力ディレクトリはすでに存在している必要があります。XJCバインディング・コンパイラでは作成されません。
 126 .RE
 127 .PP
 128 \-p \fIpkg\fR
 129 .RS 4
 130 このコマンドライン・オプションでターゲット・パッケージを指定した場合、その指定内容は、パッケージ名に対するすべてのバインディング・カスタマイズや、仕様で規定されているデフォルトのパッケージ名アルゴリズムよりも優先されます。
 131 .RE
 132 .PP
 133 \-httpproxy \fIproxy\fR
 134 .RS 4
 135 \fI[user[:password]@]proxyHost[:proxyPort]\fR形式でHTTPまたはHTTPSプロキシを指定します。古い\fI\-host\fRおよび\fI\-port\fRオプションは、下位互換性のために引き続きRIでサポートされますが、非推奨となりました。このオプションで指定されたパスワードは、topコマンドを使用する他のユーザーが表示できる引数です。セキュリティを高めるには、\fI\-httpproxyfile\fRを使用してください。
 136 .RE
 137 .PP
 138 \-httpproxyfile file
 139 .RS 4
 140 ファイルを使用して、HTTPまたはHTTPSプロキシを指定します。形式は\fI\-httpproxy\fRオプションと同じですが、このファイル内に指定されたパスワードを他のユーザーが表示することはできません。
 141 .RE
 142 .PP
 143 \-classpath arg
 144 .RS 4
 145 \fIjxb:javaType\fRおよびxjc:\fIsuperClass\fRカスタマイズが使用するクライアント・アプリケーションのクラス・ファイルの検索場所を指定します。
 146 .RE
 147 .PP
 148 \-catalog file
 149 .RS 4
 150 外部エンティティ参照を解決するカタログ・ファイルを指定します。TR9401、XCatalogおよびOASIS XML Catalogの各形式がサポートされます。http://xerces\&.apache\&.org/xml\-commons/components/resolver/resolver\-article\&.htmlの
 151 XML Entity and URI Resolversを参照してください
 152 .RE
 153 .PP
 154 \-readOnly
 155 .RS 4
 156 デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、生成するJavaソース・ファイルを書込みから保護しません。このオプションを使用すると、XJCバインディング・コンパイラは生成されるJavaソースを強制的に読取り専用にします。
 157 .RE
 158 .PP
 159 \-npa
 160 .RS 4
 161 \fI**/package\-info\&.java\fRへのパッケージ・レベルの注釈の生成を抑制します。このスイッチを使用して生成するコードでは、これらの注釈が他の生成済クラスに内部化されます。
 162 .RE
 163 .PP
 164 \-no\-header
 165 .RS 4
 166 多少のメモとタイムスタンプを含むファイル・ヘッダー・コメントの生成を抑制します。これを使用すると、生成されたコードと\fIdiff\fRコマンドとの互換性がより強くなります。
 167 .RE
 168 .PP
 169 \-target 2\&.0
 170 .RS 4
 171 JAXB 2\&.1機能に依存するコードを生成しないようにします。これにより、生成されたコードをJAXB 2\&.0ランタイム環境(Java SE 6など)で実行できるようになります。
 172 .RE
 173 .PP
 174 \-xmlschema
 175 .RS 4
 176 入力スキーマをW3C XMLスキーマとして扱います(デフォルト)。このスイッチを指定しない場合、入力スキーマはW3C XMLスキーマと同じように扱われます。
 177 .RE
 178 .PP
 179 \-relaxing
 180 .RS 4
 181 入力スキーマをRELAX NGとして扱います(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。
 182 .RE
 183 .PP
 184 \-relaxing\-compact
 185 .RS 4
 186 入力スキーマをRELAX NG圧縮構文として処理します(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。
 187 .RE
 188 .PP
 189 \-dtd
 190 .RS 4
 191 入力スキーマをXML DTDとして扱います(試験的および未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。
 192 .RE
 193 .PP
 194 \-wsdl
 195 .RS 4
 196 入力をWSDLとして扱い、その内部のスキーマをコンパイルします(試験的および未サポート)。
 197 .RE
 198 .PP
 199 \-quiet
 200 .RS 4
 201 進捗情報や警告など、コンパイラの出力を抑制します。
 202 .RE
 203 .PP
 204 \-verbose
 205 .RS 4
 206 情報メッセージを出力したり特定のエラー発生時にスタック・トレースを表示したりするなど、きわめて冗長になります。
 207 .RE
 208 .PP
 209 \-help
 210 .RS 4
 211 コンパイラ・スイッチのサマリーを表示します。
 212 .RE
 213 .PP
 214 \-version
 215 .RS 4
 216 コンパイラのバージョン情報を表示します。
 217 .RE
 218 .PP
 219 \fIschema file/URL/dir\fR
 220 .RS 4
 221 コンパイル対象となる1つまたは複数のスキーマ・ファイルを指定します。ディレクトリを指定する場合、\fIxjc\fRコマンドはすべてのスキーマ・ファイルをスキャンしてコンパイルします。
 222 .RE
 223 .SS "非標準オプション"
 224 .PP
 225 \-XLocator
 226 .RS 4
 227 生成されたコードでは、非整列化の後にJava Beanインスタンスに含まれるソースXMLに関するSAX Locator情報が公開されます。
 228 .RE
 229 .PP

 230 \-Xsync\-methods
 231 .RS 4
 232 生成されたすべてのメソッド・シグニチャに\fIsynchronized\fRキーワードが含められます。
 233 .RE
 234 .PP
 235 \-mark\-generated
 236 .RS 4
 237 生成されたコードに注釈\fI@javax\&.annotation\&.Generated\fRを付けます。
 238 .RE
 239 .PP
 240 \-episode file
 241 .RS 4
 242 コンパイルごとに指定されたエピソード・ファイルを生成します。
 243 .RE
 244 .SS "非推奨で削除されたオプション"
 245 .PP


 246 \-host & \-port
 247 .RS 4
 248 これらのオプションは\fI\-httpproxy\fRオプションで置き換えられました。これらのオプションは、下位互換性を確保するためにサポートされますが、ドキュメントには記載されず、将来のリリースで削除される可能性もあります。
 249 .RE
 250 .PP
 251 \-use\-runtime
 252 .RS 4
 253 JAXB 2\&.0仕様では、移植性のあるランタイム環境が定義されたため、JAXB RIが\fI**/impl/runtime \fRパッケージを生成する必要がなくなりました。このため、このスイッチは不要となり、削除されました。
 254 .RE
 255 .PP
 256 \-source
 257 .RS 4
 258 \fI\-source\fR互換性スイッチは、JAXB 2\&.0の最初のEarly Access版で導入されました。このスイッチはJAXB 2\&.0の今後のリリースから削除されます。1\&.0\&.xコードを生成する必要がある場合は、1\&.0\&.xコード・ベースのインストールを使用してください。
 259 .RE
 260 .SH "コンパイラの制限"
 261 .PP
 262 通常は、関連するすべてのスキーマを、同じバインディング・コンパイラ・スイッチを指定して1つの単位としてコンパイルするのが最も安全です。\fIxjc\fRコマンドの実行時には、次の制限リストに留意してください。これらの問題のほとんどは、\fIxjc\fRコマンドを何度か呼び出して複数のスキーマをコンパイルする場合にのみ当てはまります。
 263 .PP
 264 複数のスキーマを同時にコンパイルする場合は、ターゲットのJavaパッケージ名に次の優先順位のルールが適用されることに注意してください。
 265 .sp
 266 .RS 4
 267 .ie n \{\
 268 \h'-04' 1.\h'+01'\c
 269 .\}
 270 .el \{\
 271 .sp -1
 272 .IP "  1." 4.2
 273 .\}
 274 \fI\-p\fRオプションが最も優先されます。
 275 .RE
 276 .sp
 277 .RS 4
 278 .ie n \{\
 279 \h'-04' 2.\h'+01'\c
 280 .\}
 281 .el \{\
 282 .sp -1
 283 .IP "  2." 4.2
 284 .\}
 285 \fIjaxb:package\fRのカスタマイズ。
 286 .RE
 287 .sp
 288 .RS 4
 289 .ie n \{\
 290 \h'-04' 3.\h'+01'\c
 291 .\}
 292 .el \{\
 293 .sp -1
 294 .IP "  3." 4.2
 295 .\}
 296 \fItargetNamespace\fRが宣言されている場合は、\fIt\fR\fIargetNamespace\fRを仕様で定義されているJavaパッケージ名のアルゴリズムに適用します。
 297 .RE
 298 .sp
 299 .RS 4
 300 .ie n \{\
 301 \h'-04' 4.\h'+01'\c
 302 .\}
 303 .el \{\
 304 .sp -1
 305 .IP "  4." 4.2
 306 .\}
 307 \fItargetNamespace\fRが宣言されていない場合は、\fIgenerated\fRという名前のハードコードされたパッケージを使用します。




























 308 .RE
 309 .PP
 310 1つのネームスペースが複数の\fIjaxb:schemaBindings\fRを持つことはできないため、異なるJavaパッケージにコンパイラされる同一ターゲット・ネームスペースが2つのスキーマを持つことはできません。
 311 .PP
 312 同じJavaパッケージにコンパイラされるスキーマはすべて、同時にXJCバインディング・コンパイラに送信される必要があります。別々にコンパイルすると、予想どおりに機能しません。
 313 .PP
 314 複数のスキーマ・ファイルにまたがる要素置換グループは、同時にコンパイルする必要があります。
 315 .SH "関連項目"
 316 .sp
 317 .RS 4
 318 .ie n \{\
 319 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
 320 .\}
 321 .el \{\
 322 .sp -1
 323 .IP \(bu 2.3
 324 .\}
 325 http://jaxb\&.java\&.net/nonav/2\&.2\&.3u1/docs/xjc\&.htmlの
 326 Binding Compiler (xjc)








 327 .RE
 328 .sp
 329 .RS 4
 330 .ie n \{\
 331 \h'-04'\(bu\h'+03'\c
 332 .\}
 333 .el \{\
 334 .sp -1
 335 .IP \(bu 2.3
 336 .\}
 337 http://www\&.oracle\&.com/technetwork/articles/javase/index\-140168\&.htmlの
 338 Java Architecture for XML Binding (JAXB)
 339 .RE
 340 .br
 341 'pl 8.5i
 342 'bp